油井亀美也宇宙飛行士さんの報告会に行ってきました(^-^)
油井さんの故郷は、長野県南佐久郡川上村。佐久市内から車で1時間ほどの、高原レタスの村です。油井さん母校の川上中学校は、地元から松をふんだんに使った体育館で、温かみのあるとてもきれいな校舎でした。
「ミッション報告と質問コーナー」では、142日に及ぶISS(国際宇宙ステーション)での生活のようすや、無重力の世界、そして補給機「こうのとり」のキャッチの様子など、たくさんのお話が聞けました。
子供たちからの可愛らしい質問にも必ず「すばらしい質問だね」と、座り込んで話しかけながら答えてくださるようすは、油井さんの優しくソフトな人柄が伺えました。
「寝るときにフワフワしてどこかぶつかったりはしないのですか?」という質問に、実はプライベートスペースには固定された寝袋みたいなものがあって、寝ている間に大切な機械などを蹴飛ばさないようになっていることを話してくださいました。他にも「宇宙人は見ましたか?」や、「トイレはどうしてるんですか?」など、子供ならではの質問に丁寧に答えていく油井宇宙飛行士。子どもの時から農家であるお父さんお母さんのお手伝いをしてきたことから、言われなくても次に何をしないといけないかを考えながら動くことが大切だとお話しされました。
自分の役割(ロボットアームをコントロールして捕まえること)をしっかりと遂行したこと、「チームで成功した」と周りの人に感謝の気持ちを持っている油井さん。きっと、子供のころからのお手伝いで「チーム力(りょく)」を学んでおられたのですね。
「宇宙開発」といっても、何をしていて何に役に立つことなのか、日々の生活の中で考えたこともありませんでした。今回のお話を聞いて、タンパク質の実験で医薬品等の研究や開発をしていること、無重力の宇宙でしかできない実験をしていることを知りました。
宇宙からの地球を見て、「大気層は薄かった、空気は有限なんだと思った」と語られる油井さん。当たり前に生活しているこの環境は無限ではないということを、あらためて感じました。宇宙開発によって、様々な地球の問題が解決されていくことを願ってやみません。
宇宙で活躍されている方が、こうして故郷に帰ってきてお話ししてくださって、本当に感謝です。小学校2年の息子も、内容はきっと難しくてわからなかったかもしれませんが、長野県のこんな近くから宇宙に飛び立った素晴らしい方がいるということを知り、子供心に何かを刻めたらいいなぁと思いました(^-^)
(記念撮影もしっかり写っていました!一生の記念になりました)
簡単なことではありませんが、ぜひ油井宇宙飛行士さんの後を追う子供たちが出て、未来を明るく照らしてくれますように。
そして、これからも故郷長野県から油井宇宙飛行士をたくさん応援していきたいと思います(^^)/