どんど焼き@信州佐久

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「どんど焼き」は、
小正月の1月15日に、お正月飾りやダルマなどを持ち寄って燃やす行事です。
出迎えた歳神様を、「炎とともに見送る」という意味があるそうです。お盆の「送り火」のような、火祭りの一種と言われます。その火でじっくり焼いたお餅や団子を食べると、1年を健康で過ごせるということです。

佐久地域でも、地区の公民館や神社などで行われたりします。15日は平日なので、この連休に行われるところも多いですね。
青竹を骨格に藁を詰めてやぐらを組み点火します。火力がすこし弱まったところにお餅を入れて焼くのですが、佐久地域では米粉お団子の「まゆ玉」を、柳の木の枝に付け、その火で炙る・・というのが主流のようです。
「まゆ玉」は、昭和50年代くらいまでは蚕を飼っていた家庭が多く、生活の中心となっていたためと思われます。夫が幼いころ「おカイコ様」と呼んでいたそうで、養蚕が盛んな当時、蚕は半ば神聖視されていたようです。繭の形のほかに、小判形や稲の花に見立てた水滴の形に作ることもあり、健康祈願、無病息災、家内安全など、いろんな願いが込められています。

※写真は、岸野地区のどんど焼きの様子です。(Photo.でじたる屋

 

hiyori

hiyori について

北九州市(福岡)生まれのhiyoriです❤ 成人した娘二人と中学三年生の息子。佐久市在住。 福岡→京都→大阪→ニューカレドニア→東京→そして長野県佐久市 地域情報を収集したくて、2003年佐久地域情報サイト「あさま日和」制作。 夫が経営するクルマ屋さん「ゼロフラッグ」の経理を担当し、空いた時間にホームページの管理や制作、チラシやポスターを制作。 2019年から、佐久市教育委員。 楽しいこと始めるのが好き♡人との繋がりを大切にして、たくさんのことを人から学び、心豊かな人生にしたいです。

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