「がちの会」始動

 twitterやFacebookを使っているというのが、そんなに珍しいことではなくなってきたと思うのですが、そのことでおもしろい現象が起きているなあと感じる「事件」がありました。

今までは、気に入ったお店に何回も足を運んで、「常連」になることが、他の人に知れ渡ったり常連さん同士がなかよくなったりするのにすごく時間がかかっていたと思うのですが、twitterやFacebookのようなソーシャルメディアをみんなが使うようになったいま、「あーあの人がしょっちゅう行ってる店、良さそうだから行ってみたいなあ」「いつも行く店にこの人も行ってるなあ」てな感じで、実際にあったことはなくても、行動する範囲が同じというつながりで、常連さんどうしが急速に仲良くなったり、情報交換をしだしたりしています。

そして、今までは「厨房の中の人」で顔の見えなかった店主たちが、ソーシャルメディアでお客さんと直接接するようになって、より店主やお店の「ファン」が顕在化しやすくなったりもしています。

 

まあ、小難しい前置きはさておいて、とあるらーめん屋の店主が、日頃twitterでやりとりしてるお店の常連さんや、仲良くしてる他のお店の店主たちを巻き込んで、真剣にお客さんに楽しんでもらえる企画をぽろっと打ち明けたところ、あれよあれよという間に企画の名前がきまり、内容がきまり、ポスターができ、フライヤーができ、サイトができ、スマホを使ったラリー企画までできちゃいました。

それが、今日2月14日からはじまる「がちの会:生姜ノ巻」。

「生姜」という、冬に欠かせない、また、冷えた女子には欠かせない万能食材をテーマに、11店舗のお店がしのぎを削ります。

 

「がちの会」の詳細はこちら。

 

この「がちの会」は、行政の旗振りがあったわけでもなく、経営コンサルさんが入っているわけでもなく、ほんとうに店主と常連さんの雑談や、twitterやFacebook上での盛り上がりで産まれた「がちで食材に取り組み、がちでお客さんを楽しませる会」です。

そこで、常連さん側も、がちでお店を盛り上げようと画策し、(いや、勝手に盛り上がり)、メニュー開発に没頭する店主達を尻目にせっせせっせと自分たちが楽しむためのしかけをつくりました。

 

 

それがこの、スマホやGPSケータイ、タブレットをつかったラリーです。

お店のある場所、地図上にそのお店の紹介や今回の企画のメニューの情報をいれた「たまご」を落としておきます。

各お店限定10個です。これを、企画メニューを食べに行ったときに、スマホやGPSケータイ、タブレットに入れたアプリケーションで拾ってコレクションしていきます。

たまごをあつめた個数に応じて、お店からプレゼントがもらえる仕組み。

盛り上がるといいな?。

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